ついこの前の、TFBの8回演奏会。無事大盛況に終わりました。お越しいただいた皆様ありがとうございました、そして関係者の皆様大変お疲れ様でございました。
その、1週間くらい前のこと。アンコール曲として某モンスター狩人のエンディング曲、あのニャンニャンするやつです。それをやったわけですが、ホルンの譜面、ラストに五線譜2本目のGがありました。これを何を思ったかオクターブ上げてハイGにしようとノリで上げてみたら案外これがハマりそうだということで、合奏で何度かやっては燃え尽きていました。
そして迎えた本番の日。楽屋で団員交え雑談していると、団長さん(ホルンを吹かれています)が、
「テレビでプロがめっちゃハイトーンを吹いてたんだけど、その時ハイGを吹いてた指がどう見ても1番だったんだよね。もしかしたらハイGの運指は1番なのかもしれない」
と言うのです。えっ!?って思ったわけですよ。Gの音って、B管を使うなら中低音は普通1番2番で取るんですけど、ハイGに限っては1番らしい、と。
ふ~んそうなの、と思って試しに1番で吹いてみると
これがすっごい鳴る。今まで体験したことのない鳴りでハイGが当たる!!
新しい世界の扉を開けてしまった感すらありました。
金管楽器はある程度の高音域になると運指関係なくなってくるところがありますが、やはり音により鳴る運指鳴らない運指っていうのはあるようで(管の長さに対して何番目の倍音であるかというところがカギのようです)調べればいろいろ出てくるのですが、自分でいろいろ試してみたほうがもしかしたら早いかもですね。
まだまだ楽器は知らないことばかり、と感じたホルン10年目の秋。
コンチェルトシュトゥックへの道が一歩開けた。(7分20秒あたり・ハイAが出てきます)
Schumann Konzertstück für 4 Hörner YT
(70.25kg / 23.1%)増えてる・・・