王騎士手帳

カメラと、音楽と、ガジェットと、ときどきゲーム。

意志あってこそ人の心を掴むのかも知れない

空気はカラッとしていてよく晴れ、日差しも強くなく風は爽やか

一年中こんな気候だったらいいのに、とすら思わせるような晴天。

 

今週末には台風19号が日本直撃の予報が出ているが、そんなことは微塵も感じさせない天気。

 

あちこち写真を撮りに行きたいな…

機材レビューとか作例紹介とかフォトスポット紹介とかついでにやりたいなぁ…

写真は一度でいいからきちんと習ってみたいな…

 

写真って、いまは機材の進歩がすごいから

シャッターを押したらそれなりに見栄えのする絵が返ってくるような時代になった、と考えると

(それこそスマホでもかなり綺麗に撮れちゃったり)

そこから先の、作品としての構図だとか精神性だとかで違いを出していく必要があるんじゃないかな、どうしても。

ホルンの場合だと、どうしてもまず音を当てることで苦労して、狙った音色で音を出すことで苦労して、周囲と音を合わせることで苦労して…って

整った感じをさせることがまず大変なような気がする。

 

もしかしたら、フィルムでフルマニュアルで、っていうアナログなやり方をしたらまともに見れる写真すら撮るのが大変なんだろうなと思いを馳せる。

 

逆にホルンがデジタル化したら、それなりに聴かせたその先での差別化がとても大変になる、と言うことなのかもしれないなぁ。

いまのDTMのホルンの音源ってどんな聴こえ方するんだろ。

 

そんなこんなを考えると、写真だってやっぱり

 

「こういう絵が撮りたい」

 

っていう意志あってこそ、人の心を掴むのだなぁきっと。機材はあくまでそれを実現する手段でしかなくて。

 

とかなんとかうだうだ考えたり。それでもやっぱりいい機材は欲しくなるさ…

 

気候が秋めいてくると、高校の文化祭のことも頭をよぎったりする。

吹奏楽部で初めてまともに楽器で出演する大舞台、

必死こいて毎日毎日ギチギチに基礎練習する日々。遠い昔の話です。

いいなぁ。秋。

あの頃の自分は、ハイトーンを高らかに鳴らすのが自分の「こういう音を出したい」だった。

こういう音を出したい、と思うまでにだって相当楽器と向き合ったわけで、はじめはただとにかく音程を取りたいだとか、音量を出したいとかだとかシンプルな目標があった。

写真の場合、ピントはオートフォーカスで合わせてくれちゃうし、露出決定だってほぼ自動、そういうことを考える間もなく見られる写真が撮れる状態で出てくる。

 

楽器と比べて、写真と向き合ってる時間なんて屁でもないくらいではないか?

 

そんなことを考えながら、嫌々ドンブラコと出勤。

えらすぎる。おれ。

 

もう仕事してた時の記憶なんかないくらいぼんやりしてたけど、そそくさと退勤。

 

ホルン仲間とおいしいご飯とお酒でやいややいやと盛り上がった。

牡蠣、おいしかった〜

生きててよかった。

 

あ、100円ショップはセリアがいちばん好きです。