王騎士手帳

カメラと、音楽と、ガジェットと、ときどきゲーム。

草はそこに確かに生えている

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とてつもなく会社に行きたくない日だったけど

昨日終わらせるはずのタスクが残っていたので

朝早く出勤しようと家を出た。

 

ちょっと頑張ってもう少し早く家を出て

GRを片手にぶらぶら。

いつもと変わり映えしないような景色でも

よくよく見てみるとおもしろみを感じることはあって感心しきる。

 

コンクリートの壁の穴から生えているつたが

朝日に照らされて青々としていた。

そんなところでも頑張って生きようとしているんだなって思うと

すこし胸が苦しくなった。

 

草に、なんでそんなところに生えているんだとか

じっとして楽しいのかなんて

聞くだけ無駄だし聞いても答えはないけど

その場所を選んで生えているわけではないのだろうし

生えていられるということは草にとっては良いところなのかもしれない。

もしかしたら壁の向こうは草にとって天国のようなところにつながっているのかもしれない。

 

表に出てきている草だけを見てどうこういうのは野暮というものだな。

 

草はそこに確かに生えている。

 

自分は草ではなく

自分の足で歩けるし

自分の意思を話したり文字に書いたりもできるのに

身動きの取れない草のようだと自らを思うことがある。

しかしそれは草をあまりにも下に見てはいないか。

 

ここまで書いて一体自分が何を言いたいのか分からなくなったのでこの辺で終わります。