やっぱり、適材適所ってあると思うんですよ。
何を思ったか、水族館に行くのに
X-Pro3と単焦点2本で突撃してしまった。
XF 23mm F2と
XF 56mm F1.2で。
56mmはとにかく活かせるタイミングがなくて
外で少し撮っただけ。
同行した知人を撮るのにはそれなりに活躍したけど
館内で水槽を撮るには長すぎた!
というわけでほとんど23mmで撮ったんだけど
これは結構戦えた。
クラゲはなかなかキレイ。
設定とタイミングひとつで全然違う印象になったり。
撮るの難しそうだなぁーと不安だったけど、
撮り進むうちに楽しくなってきて。
暗いところではシャッタースピードが稼げず
被写体ブレしたり
水槽の壁でボケて見えたりと
結構な難易度。
撮影中、ずっと液晶を開いてライブビュースタイルで撮影。
X-Pro3のいいとこ全部スポイルしたようだ。
X-Pro3は水族館撮影に使うカメラではない。
ペンギンは56mmで攻めていくスタイル。
ペンギンはかわいい。
かわいいはペンギン。
望遠ズーム欲しさが高まる。
Z6と70-200を出動させればよかったんだけど、
水族館だけが目的ではなかったし、1日歩き回る予定だったので
できるだけ軽くしたかった。
すみだ水族館イチの美しさ
金魚の水槽。
この構図はタイミングがほんとに難しい。
トリミングした方がよいな。
水槽の端が見切れてるし、
金魚の群れもまばら。
ヘタクソだ。笑
我らがアイドル、チンアナゴ。
気持ち悪ささえあるくらい
クネクネの嵐
でもなんていうか、かわいい。
その他、展示をグルグル。
こんな色にして遊んだり。
やっぱり、フジはハマるときはハマる。
ニコンZ6はすごく素直で、あとから手を入れたくなることが多いように感じる。
カスタムピクコンで多少はいじれるけど
どこか保守的な感覚があるような印象。
しかしこのX-Pro3というカメラがキワモノすぎて
(買う時にはわかっていたつもりだし、新しいスタイルにワクワクもしていたが)
どうにもイラッと来ることが多いなと感じてきた。
そもそもHVFなのにEVFばかり使うし、
(なぜならフレーミングがズレまくるから)
確認のためにいちいち液晶を引きずり出す始末だし。
そう、X-Pro3の提唱する撮影スタイルが
結果として受け入れられてないのではないかと。
現実の光を見て、いちいち撮った絵の確認なんかしないで
ズイズイパシャパシャと撮り進むスタイル
それに、そこまでの魅力を感じられなかったような。
街中スナップでは圧倒的にGRIIIに分があって
GRの写りも大好きで
重め大きめのPro3はなかなか引っ張り出して使わないなんて時期がほとんどだった。
たまに持ち出して撮ると、GRより打率は低いけど
ものすごく「刺さる」絵が撮れたりする、そんな感じだった。
T3のほうが良かったと思うことも、思い返すと多くて、操作性は最初はとことんまで慣れなかった。操る点では今でもT3のほうが良かったと思っている。
(でも自分の持ってたT3、どことなく写りがぼんやりしていて塗り絵のようで、そこが許せなかった。初期不良とかだったのかな。その点についてはT3よりもPro3の写りのほうが圧倒的に好きだった。もしかしたら違う個体のT3だったら同じように写ったのかもしれない。センサーは一緒だし。)
いまはT4に心惹かれている。
自分がカメラで何がしたいか、定まっていないなと痛感する。