X-Pro3と、なかよくなりたい。
(これはあいぽんXRで撮った)
X-T4の視察と暇つぶしを兼ねて
新宿に新しくできた北村写真機店を冷やかしに行った。
中古の展示在庫量も多く、
価格も安めに設定しているように見受けられた。
もしかするとうっかりしかねないので、
自信がない方や懐の余裕がない方は
外から眺めるとどめておいたほうが無難かもしれない。
16-55 F2.8が8万ほどで売られていて
このレンズは中古価格でも10万超えていなかったか?と
思わず手が伸びそうになった。(買わなかったが…)
なんとなく合わないかも知れないと思っていたところに
水族館に持っていったときのハテナが重なって
X-Pro3から心がずいぶん離れてしまった。
いや、GRIIIだって水族館に持って行ったとしたら
これだけでクラゲからペンギンから何でも何とかしようとしたら
何ともならないのは明白で
物には用途というものがあるのだから
使い分けを間違えただけなのだが。
とにかく、心がX-Pro3から離れていた。
カッとなって売り捌いたのちにX-T4に乗り換えることは簡単だが
それで後悔しない自信もない。
一度、このカメラの使い方を考え直してみよう。
向き合い方が間違っていたのかもしれない。
23mm F2の一本勝負。
OVF縛りにする。
撮影後の確認はしない。
クラシックネガからフィルムシミュレーションを変えない。
そんな心持ちで、新宿の街を歩いた。
取り込んで確認するまで、結果は分からない。
クラシックネガも使い慣れているわけではないので、出来上がりは読めない。
視差もきちんと補正されるわけではないので、
フレーミングも甘くなる。
ねぇ、1枚目からこんな青が出てくるなんて
反則じゃないか?
あっ、良かった、知ってるクラシックネガの色だ。
渋い。
こう見ると、バチバチに写ってるな。
23mm F2だけど、割と立体感が出るような。
夜は秋葉原の行きつけのお店へ。
本日のベストショットはこちら。
ちょっとだけ、理解が進んだような気がする。
X-Pro3の使い方について。
買ってすぐもこんな撮り方をして楽しんだことを思い出した。
楽しいは楽しいけど、しっくりくるかというと
ちょっとズレている感覚もある。
しばらくは、X-Pro3にこちらから寄り添うように
してみようと思う。
35mm F1.4が欲しい。