王騎士手帳

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痛さより怖さ

先週、何年かぶりに歯医者さんに行って。

なんでかって、なんだか行かないといけないような気がして。

虫歯が痛んで歯医者に行ったのはもう3年以上も前で、それから歯のトラブルはずっとなく(せいぜい奥歯が全部抜ける夢を見るくらいで)痛みもなく、ほぼ放置だったのが急に気になって電話をかけた。

 

「すいません、虫歯ないか見てもらうことってできますか?検診的な。」

 

先週は虫歯のチェックは数秒で終わったが、30分以上かけて歯のクリーニングをしてもらった。これがすっごい怖くて

削っているのか何なのか、キーンと回る何かを歯にあててゴリゴリしている。

しかも助手のおねいさんが。

ちょっと待ってください実は虫歯を削ってませんか????

 

ただしゃべることもできないしわめくのも恥ずかしいので、とりあえず目をつぶってやりすごしたが、

 

 

終わった後の歯がびっくりするくらいつるっつるだ。つい舌先で歯を撫でてしまう。

なかったはずのすきまもあって、あぁ何か詰まっていたんだなととてもすっきりした。

 

「一か所だけ、詰め物が欠けているところがあるのでまた来週来てくださいね」

 

えっ、また来ないといけないの?人の歯が削れる音を聞くだけでも背筋がゾゾっとするのに。

 

それで、きょうだ。

 

こんどはおじさん先生が担当。

詰め物を直すだけと言ったのに

めっちゃドリルで削られる。

痛くはないんだけど、なんだか痛い気がして

背筋はゾワゾワするしなんだか冷や汗もかく。

なんど味わっても慣れないな。

 

大きく痛むこともなく綺麗に詰め替えてもらって終わり。

 

 

 

痛さより怖さが勝つよなぁ。